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飯沼朋子 プロフィール

こんにちは。 デコール東京・飯沼でございます。

ブログやサイトに何度も訪れてくださっている方には今さらかもしれませんが・・・

プロフィールを詳しく書いてみました。

適宜加筆修正していきたいと思っています。

飯沼朋子 プロフィール

株式会社デコール東京 代表取締役
建築士・インテリアデザイナー
アートアドバイザー

聖心女子大学卒
Interior Design School、London
Professional Development Course卒 (Postgraduate Diploma取得)

英国インテリアデザイン協会(BIID)上級会員
日本インテリアコーディネーター協会 トップコーディネーター

***

インテリアデザインの専門家として、

・リノベーション、リフォーム、インテリアコーディネート
・アートのご購入のお手伝い
・英国流インテリアデザイン塾「美空間スタイリスト養成講座」
・企業向けアドバイザー

等の業務を行っています。

洋書のインテリアを見るのが好きだった大学生時代

普通の女子大生でした。

夏はテニス、冬はスキー。

それなりに一生懸命勉強した英語 (言語学ー英語学を専攻)。

素敵なインテリア写真を見るのが好きで、雑誌では、気に入ったインテリア写真を切り抜いてスクラップしたりするようなことをしていました。

なぜ素敵なのか・・・ どこが日本のインテリアと違うのか・・・ そんなことも考えていました。

そういえば、中学時代に祖母がなくなったとき、遺してくれたお金で15万円ほどするチェストを買いました。

今でも実家にありますが、中学生で15万円のチェストを買うとは・・・ この頃からインテリアへの興味があったようです。

就職活動を始めた頃には、住宅・インテリア系の会社も調べましたが、ピンとくる会社がなく、一旦、当時人気だった総合商社に就職することを選びました。

忙しかった商社勤務時代に夢への第一歩がはじまる

食糧関係の部署でしたが、残業が多く、夜遅くまで働いていたことも少なくありません。

でも、深夜のバスに乗って週末はスキーに行ったり・・・ 20代というのは、気力も体力もありますね。

同期や年齢の近い会社の人たちとよく遊んでいた記憶もあります。

残業のあと、ラーメンを食べて帰るのだって、それなりに楽しかったような・・・。

ただ、貿易事務という仕事は、いずれ飽きてきます。将来もしていたい仕事ではなく、生きがいに繋がらない。

「インテリアの学校に行くのでこれからは残業はできない日があります。」

と上司に言うことは勇気がいることでしたが、 いよいよ大学生時代から考えていた「インテリアへの道」が始まることになります。

夢に向かって走りはじめる

学校の分厚いテキストや教材を見たとき、胸が踊りました。

事務職とは全く違う、デザインの世界・・・。

大学生時代に洋書を眺めては考えていた「何故」がこれから解き明かされ、自分のセンスを活かした素敵なインテリア空間が創れるようになるのだ・・・と言う期待感。

一生懸命授業に取り組み、課題は時間内に仕上げるようにし(忙しかったので)、質問もたくさんしました。

その真面目さが評価されたのか、終了間近になると、「研究生にならないか」というお誘いを受けます。

コース終了後、学校を手伝いながら授業のアシスタントを務め、研究した数コマの授業を担当するのが研究生です。

インテリア業界への足がかりになれば・・・ と 商社を辞め、研究生になることを決めました。

あれ、理想と違う・・・

一方で、授業の途中から、あれ、知りたいことの答えがないかもしれない・・・ と思いはじめました。

それは、日本の住まいは素敵じゃない・・・洋書スタイルのインテリアとどう違うのか・・・という疑問です。

授業では、膨大な量のモノの名前を覚え、建築基準法や消防法を勉強し、図面を書き、パースを描く・・・。

どれも大切なことですが、センスアップ、デザイン力アップに関することが足りない。

例えば、カーテンひとつとったって、生地の種類、カーテンの採寸の仕方、生地の計算の仕方・・・ は習うけれども、空間の中でどうデザインすればより素敵に見えるのか、他のアイテムとのバランスをどうとるのか・・などは不十分でした。

あまり素敵とは思えない、よくある日本の部屋をつくるには十分かもしれないけれど・・・。

その後、研究生として「インテリアを教える」ということにも抵抗がありました。

実務経験なく、教科書どおりのことを教えるにすぎなかったからです。

なんだか色々やりたいことと違う・・・ どうしよう?!?!

輸入壁紙のショールームで再び夢に向かう

そのインテリア学校は、現在の日本壁装協会が運営していました。

協会は、学校の他に、壁紙のショールームを持っていました。

会員企業の壁紙を扱うショールームでしたが、実質は、「素敵な輸入壁紙を扱うショールーム」です。

当時の理事長は、日本の壁をペンキから壁紙に刷新した立役者でしたが、将来、再びペンキに取って代わられることがあったとしても、壁紙にしかできない「柄物」は生き残る、と考えていました。

今も白い壁紙が一般的な日本で、20年以上も前に、色柄の壁紙、そしてモールディングを使ったショールームは、とてもワクワクする空間でした。

私は、学校での研究生を終えると、このショールームのマネージャーとして、正式に就職することになりました。

色柄の壁紙を勉強するには、必然的に海外の雑誌や書籍を見ることになります。

そこには、私が勉強したかった、学校では習わなかった世界がありました。

そして、接客をし、実務を経験することになりました。

この頃結婚して、新築マンションの壁を自分で輸入壁紙に張り替え、雑誌「モダンリビング」に掲載されました。

インテリアデザイン事務所で働き、経験を積む

その後、壁紙だけではなく、トータルインテリアデザインの世界を目指し、インテリアデザイン事務所に転職します。

(株)松本デザイナーズは、当時の会長が戦後アメリカ人とはじめた会社で、顧客の半分以上は六本木界隈の外国人、または大使館関係者でした。

私はお客様宅に行っては、キョロキョロ部屋を見渡して「素敵だなぁ」と思っていました。

最初は、こちらから提案するのではなく、お客様の要望通りの仕事をするのが精一杯でした。

どのお客様も、インテリアに関してしっかりとイメージや要望を持っていたことが印象的でした。

そんなお客様から学ぶことは多く、そのうち、空間づくりのコツがわかるようになりました。

独立

30代半ば、独立しました。

独立してすぐに取り組んだのは、友人から紹介された美容クリニックの仕事。

これがあったから独立に踏み切れたと言ってもいいかもしれません。

スケルトン渡し(設備等何もないコンクリートの箱の状態)で、ビルの1フロアーを全て計画し、3000万近い仕事でした。

当時の私にとっては、とても大変な仕事でしたが、ひととおり全てを経験し、自信にもなりました。

その後出産し、息子が1歳になった頃、再び少しずつ仕事を始めます。

SNSがなかった当時、今よりもブログのアクセスが多く、また、ニッチだった「輸入壁紙」で検索すると上位表示されるようになりました。

現在、デコール東京のウェブサイトには、トータルデザインとして関わったお部屋の画像しか載せていませんが、「輸入壁紙」「輸入壁紙とカーテン」「輸入壁紙とモールディング」など部分的なリフォームの件数の方が、実はまだずっと多いのです。

壁紙を張り替える時は、電気の配線を一緒に直してしまうといいので、電気工事もよくやりました。

そのうちあれもこれもとなったケースも多く、もちろん、トータルインテリアデザインでお受けした仕事も多数あります。

気づけば当初の夢以上かも

インテリアデザイン以前に、間取りや照明計画等で、快適さは大きく変わります。

住まいはお客様の人生を左右しますから、真摯に、誠実に向かいあってきました。

ちっぽけな私に、何百万、何千万の仕事を依頼してくださるお客様に対し、信頼を裏切らない仕事をしなければならない。

実用面も見た目も。

そうしているうちに、インテリア産業協会主催のコンテストで複数の賞をとったり、東京ビッグサイトで開催される見本市で、プロ向けのセミナーに登壇する機会をいただくようになりました。

メディアに取り上げていただく機会も増えました。

一方で、「このデザインの考え方、あってるかな」 「この仕事の進め方でいいのかな」と思うようなこともあり・・・

インテリアの本場、インテリアデザイナーが活躍する国、イギリスに留学しました。

この留学によって、その時 「解決したい」と思っていたことを全て解決することができ、もう誰かにインテリアデザインや仕事の仕方を教わることはないな、と思いました。

その後も毎年イギリスの展示会には行き、現地のインテリアデザイナーとインテリア談義などしています。

いつの間にか、この業界に入った時に思い描いていた夢はかなっていました。

それ以上かもしれません・・・。

未来に向かって

現在、私にとってインテリアデザインはそれほど難しいものではありません。

もちろん、まだまだ発展途上ではありますが、「自分」がインテリアデザイナーとして上を目指すことは、今の私にとってそれほど重要なことではないと感じています。

手段ならば上を目指しますが、目的ではありません。

***

この数ヶ月、「夫、コロナかもしれない事件」が起こり、「母、救急車で運ばれて一命をとりとめる事件」が起こり、「義理の父、余命2ヶ月宣告」があり、それほど歳が離れている気がしない女優、岡江久美子さんがあっという間に亡くなりました。

私自身、いつ何かの事故や病気で死んでしまうかも・・・ などと思うことがあります。

そのような状況で、これからのことを考えると、

・より多くの人にインテリアデザインのノウハウと楽しさを伝えること

・より多くの人の住環境を整えること

が、大切なように感じています。

大手が得意なパッケージ商品ではなく、高価だからいいのでもなく、住まい手の個性が感じられ、実用的に優れた住宅。

日本の家は、日本人にふさわしい、もっと素敵なものでなければ。

そのために、

仲間になってくれるプロ、プロを目指す方、そしていい空間に住みたい全ての方を応援するサービスを提供したいと考えています。

空間づくりのプロセスと手法をお伝えする「美空間スタイリスト養成講座」。

皆さんの空間づくりを応援する美スタ・ソサエティ。

デコール・クオリティの空間づくりを是非多くの方と共有していきたい思っています。

2020年8月16日 飯沼朋子

飯沼朋子(建築士・インテリアデザイナー)
機能重視で美しく! ご新築、リノベーション、リフォーム、インテリアコーディネート等、住まいづくりにに役立つコンテンツを書いています。