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屋外の照明でおしゃれ&幻想的なひとときを

暑い毎日が続いていますね。

夏の楽しみのひとつに、納涼祭や花火など、アウトドアのイベントで長い夜を楽しめることがあります。

夕暮れからお庭やベランダでゆっくりビール・・・なんていうのは最高ですね!

そこで今日は、屋外の照明で幻想的なひとときを楽しむ方法をお伝えします。

屋外の照明をつけるメリット

住宅街の玄関先などで、木々の葉っぱが照明で浮かび上がっているのをご覧になったことがあることと思います。

とても美しくて、ドラマティック、そして癒されますよね。

ご自宅のリビングからそのような光景を楽しめるとしたら、とてもステキじゃありませんか?

お庭やベランダの明かりは、リビングに癒されるムードを演出してくれるばかりでなく、

奥行き感を出して、空間を広く見せてくれる効果もあります。

また、防犯対策や足元の安全確保にもなります。

デザイン性の高い照明器具を選べば、昼はお庭やバルコニーのアクセントにもなります。

幻想的な雰囲気をつくるには

まずは、「室内を明るくしない」ことです。

明かりを楽しむことは、陰影を楽しむことであり、その陰影こそがドラマティックで幻想的なムードの正体でもありますので室内が煌々と明るくては、台無しです。

明るいと窓ガラスに室内の様子が映り、肝心の外がよく見えなくなってしまいます。

照明の基本は一室多灯。

必要な箇所以外の照明をなくし、室内でも陰影ができるようにしておきましょう。

そうはいっても天井照明しかないという場合は、調光器をつけて、スタンドを足しましょう。

フロアスタンドやテーブルライトなど、いくつかのスタンドが用意できるなら、天井照明は消してしまってもよいです。

また、屋外照明も明るすぎないように注意。明るすぎる照明はリラックス効果を減らしてしまいますので、適度な明るさのものを選びましょう。

屋外照明を用意して、灯す

いよいよ屋外に照明を灯します。

このとき、注意していただきたいのは、必ず、「屋外用」の照明器具を用意すること。

屋外用の器具は、雨や紫外線等にあたっても大丈夫なように、耐久性のあるつくりになっています。

コンセントも屋内用とは異なりますので、専用のものが必要です。

もし屋外用の配線がしてない場合ですと、電気工事をしなくてはいけません。

そこまでは・・・という方には、

キャンドルや電池式の照明器具を灯すという方法もあり、この方法ですと、どなたでも気軽に楽しんでいただくことができます。

一方、ご新築やリフォームの計画がある方は、是非屋外配線もしておきましょう。

リビングと一体化した「アウトドアリビング」が人気

最近は、リビングと隣接したお庭やバルコニーを、リビングと一体化して使えるように設える、「アウトドアリビング」も人気です。

床にウッドデッキやタイルを敷いたり、アウトドア用の家具を置いたりしてつくります。

ただ、勿体ないことに照明計画をしない方も多いようですので、是非お忘れなく。

コンパクトなベランダなら、一灯でも十分効果を得られますが、広さがあるなら、複数の照明を使うと、より幻想的な空間をつくることができます。

樹木や花、テーブルの上、オブジェなどに光を当てたり、床に置いたりして、自由に配置してみましょう。

室内のリビングとアウトドアリビングを行き来しながら気のおけないご友人たちと夏の夜を楽しむ・・・

そんなひとときが過ごせたら、最高ですね!

まとめ 室内も屋外も明るすぎないリラックス空間に

ちょっとしたコツをつかめば、屋外の照明で幻想的なひとときを楽しめます。

最後にポイントをまとめました。

・屋外の照明を楽しむコツは、室内の明かりを暗めにすること。

・屋外では、屋外用の照明器具とコンセントが必要で、現状配線がされていない場合には工事が必要。キャンドルや電池式の照明器具で気軽に楽しむこともできる。

・新築やリフォームの際には、屋外の照明計画も行うとよい。リビングと一体化したアウトドアリビングも人気。

幻想的な空間で、いつもとは違う贅沢な時間を手軽に楽しんでみてはいかがでしょうか。

デコール東京では、照明計画を重視したリフォーム、インテリアデザインを承ります。

飯沼朋子(建築士・インテリアデザイナー)
機能重視で美しく! ご新築、リノベーション、リフォーム、インテリアコーディネート等、住まいづくりにに役立つコンテンツを書いています。