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インテリアコーディネーターの仕事・やりがい・現状・将来性

先日、2019年度の「インテリアコーディネーター資格試験」の結果が発表になりました。

インテリアコーディネーター資格試験は、一次試験(学科)と二次試験(プレゼンテーション・論文)からなりますが、

今年の合格者は、1896名。

一次試験は、6992名が受験し、2428名が合格(合格率34.7%)、

二次試験は、前年までに一次試験を通過していて、今年二次試験のみ受けた方も合わせて、受験者は、3933名で、1896名が合格。

一次・二次試験を受験した計7561名に対する合格率は、25.1%。

なかなか難しい試験ですが、見事合格された皆様、おめでとうございます。

インテリアコーディネーターは、これから益々ニーズが高まる仕事になるでしょう。

インテリアコーディネーターとインテリアデザイナーでは、その職域が違いますが、職域を広げてインテリアデザイナーになっていく人も少なくありません。

是非多くの方が活躍して、暮らしやすい住まい、オーナーのお人柄が感じられる素敵なインテリアのお宅が増えることを期待しています。

インテリアコーディネーターの仕事

インテリアコーディネーターとインテリアデザイナーでは、業務範囲が違います。

インテリアデザイナーは、空間づくりをトータルに計画・監修しますが、インテリアコーディネーターは、下記のインテリアデザイナーの職域のうち、いくつかの仕事が業務範囲となります。

1)  コンセプトデザイン
2)  平面計画
3)  壁面計画
4)  色彩計画
5)  照明計画
6)  空調計画
7)  音響計画
8)  住宅設備機器(キッチン、バス、トイレ等)の選択
9)  内装材の選択
10)   家具や照明器具、カーテン等インテリア用品のデザイン、または選択
11)   フィニシングタッチ(最後の仕上げ、装飾品の選択)
12)   アートディレクション
13)   工事監理
14)   全体の予算管理(工事費のチェックを含む)とスケジュール管理

例えば、カーテンのショップ、照明器具のショールーム等に勤務するのであれば、上記業務うち、10)のみとなりますし、

ハウスメーカーなどに勤務するのであれば、8)9)10)などを担当します。

リフォーム会社などに勤務して、あるいは独立して、より多くの業務範囲を行う人もいるでしょう。

インテリアコーディネーターの仕事といっても、仕事の業務範囲は様々です。

インテリアコーディネーターの仕事のやりがい

上述のように、インテリアコーディネーターといっても、その仕事の業務範囲は様々なのですが、一般的には、インテリアコーディネーターは、内装材や家具、カーテンなどのインテリア用品に関して、提言・助言を行う人、とするとわかりやすいでしょう。

インテリアデザイナーが最初から空間の計画を行うのに対し、インテリアコーディネーターは、でき上がった空間にインテリア用品を入れ、整えていく役割を担います。

がらーんとした白い「ハコ」が、インテリアコーディネーターの手によっておしゃれに、生き生きとした空間に変わっていくのですから、クリエイティブで楽しく、大変やりがいのある仕事です。

before

after

(関連記事:リフォーム事例|アールデコ風インテリア|劇的ビフォーアフター

また、お客様の好みは十人十色ですから、様々なチャレンジができることもインテリアコーディネーターの仕事の魅力と言えるでしょう。

そして、なんといってもお客様に喜んでいただき、感謝されることは、大変喜ばしいことです。

インテリアコーディネーターの需要・将来性

現在、新型コロナウィルスの感染拡大が懸念され、緊急事態宣言が出されています。

収入が減る人も多いでしょうし、そうでなくとも人々の気持ちが晴れず、ローンを組んでまで住宅を買おうと思わないでしょう。

ハウスメーカーやリフォーム会社の売り上げ減は避けられず、インテリアコーディネーターの需要も一次的には減るかもしれません。

一方で、テレワーク化は一気に進み、新型コロナウィルス収束後も人々のライフスタイルは変わることになるでしょう。

毎日過ごす住環境の重要性が増し、インテリアに目を向ける人も増えます。

大がかりなリノベーションよりも、インテリアコーディネーターが行う模様がえや壁紙を張り替える程度のプチリフォームの需要が増えそうです。

また、コロナ騒動を別にしても、最近は低価格な家具装飾品も増え、人々のインテリアへの関心はどんどん高まっています。

住空間に興味を持つ人が増えれば増えるほど、インテリアコーディネーターの需要も高まるでしょう。

また、最近は、新築の住宅着工件数が減り続ける一方で、リフォームやリノベーションのニーズが高まっています。

リフォームやリノベーションでは、お客様のニーズを探り、より良い形で具現化するにあたり、その提案力が求められます。

お客様のニーズは様々で、お客様自身が言葉にできない(気が付いていない)ニーズやウォンツもあり、コミュニケーション能力も求められます。

今後、AIに取って変わられる仕事がたくさんあると言われている中で、インテリアコーディネーターの仕事はAIではできない仕事であり、その意味でも将来有望な仕事です。

また、生活経験が仕事に活かされるので、年齢を重ねることがメリットになります。

インテリアコーディネーターの現状

このように、インテリアコーディネーターは、やりがいがあり、将来性がある仕事で、多くの人の活躍が期待されますが、現状ではいい面ばかりでもなく、そのことをお伝えしておくべきでしょう。

まず、大手の会社に所属する場合、それほどのクリエイティビティを発揮することはできません。

大手の場合、住宅業界に限らずですが、どんな人材も同じように仕事ができる「仕組み」を作ることが何より大切です。

住宅業界の場合は、壁の色、床の色、ドアの色などが、あらかじめ数種類程度に絞られており、その中から選択してもらうことが仕事になります。

弊社では色柄がキレイな輸入壁紙を20年以上お客様にご紹介していますが、大手で輸入壁紙を紹介できる機会は未だに多くはありません。

また、社員ではなく、成功報酬型の業務委託契約を結んでいる人が多い業界です。

そうすると、インテリア用品を販売しないことには収入がありませんから、たくさんの「高いもの」を販売することが仕事となります。

お客様のものを活かしたり、安いものも組み合わせるなど様々な創意工夫をしながら素敵な空間をつくる、というようなことはやりにくくなってしまいます。

もっとクリエイティブな、本来あるべき仕事をしたい方は、ある程度経験を積んで独立するか、デザイン力をウリにしているリフォーム会社、インテリアデザイン事務所などに転職するといいでしょう。

または、収入を得るまで多少時間がかかってもいいから自分のペースで仕事をしたい、という方は、早い段階で独立してしまう、という方法もあります。

経験が浅くても、大手の画一的なインテリアが一般的な日本では、スタイルのある提案をすることがウリになります。

センスを磨く方法、スタイルのある空間をどうつくるかは、英国流インテリアデザイン塾「美空間スタイリスト養成講座」でお伝えしています。

インテリアのセンスアップ、デザインスキーム、インテリアの仕事の流れ

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このような方に、英国流インテリアデザイン塾「美空間スタイリスト養成講座」をご紹介します。

クリエイティブで楽しく、やりがいがあり人のためになるこの仕事に、自信を持って取り組めるようになります。

講座を受けて、弊社でほんの少し訓練をして、すぐに独立して仕事をどんどんこなしている人もいます。

「雑誌に取り上げられる自慢の空間になりました。」

6月にはオンライン講座もはじまります。

多くの人がこの業界で輝き、暮らしやすい住まい、オーナーのお人柄が感じられる素敵なインテリアのお宅が増えることを期待しています。

英国流インテリアデザイン塾 「美空間スタイリスト養成講座」

飯沼朋子(建築士・インテリアデザイナー)
機能重視で美しく! ご新築、リノベーション、リフォーム、インテリアコーディネート等、住まいづくりにに役立つコンテンツを書いています。