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オルセー美術館展から考える、手描きの壁紙

※この記事は、月2回のメルマガ「デコール通信」を編集したものです。

こんにちは。 デコール東京・飯沼でございます。

2月になりました。
寒い毎日が続いておりますね。

先日、国立西洋美術館で開催中の
オルセー美術館所蔵、印象派展に行ってきました。

テーマは
室内をめぐる物語。

絵画を通じて
印象派の時代の
インテリアを知ることができ
楽しい時間を過ごしました。

関連して、今回は、
「手描きの壁紙」を
取り上げたいと思います。

来月、フジギャラリー新宿でも
襖絵師、島田由子さんによる
「手描きの壁紙」を
ご覧いただける機会があります。

オルセー美術館展から考える、手描きの壁紙

この展覧会の中で
ある興味深い1枚がありました。
ピンク色の壁紙の前の一人の女性。

人物画でありながら、
壁紙が主役級の存在感だと思いました。

19世紀のフランスの室内ですが、
草花のモチーフが静かで
どこか日本風。

そして、
柄が繰り返されているわけではなく、
手描き風です。

時代を考えると、
ジャポニズムの影響があり、
また、木版による壁紙
(hand-blocked wallpaper)
だと考えられます。

木版による壁紙とは、
色ごとに版木を分け
一色ずつ、人の手で重ねていく
とても手のかかる技法です。

現在、ヨーロッパでは、
「手描きの壁紙」が
富裕層中心に人気を集め、
展示会でも目にする機会が多いのですが、
そのルーツと言ってもいいでしょう。

(日本の江戸からかみなども
同じ手法です。)

それから、ルノワールが建築家と組み、
室内装飾を担当したという展示も
とても印象的でした。

この時代は、
画家が室内装飾を考えることも
珍しくはなかったようです。

一方で現代アートは、
社会問題を扱うものが多く
室内装飾の領域では、
評価されない傾向がありますが、
(特に日本では)

歴史を振りかえっても
芸術家はもっと
人々の暮らしの中で
活躍の場を見出すと
いいのではないでしょうか?

さて、そのような中、
来月にはフジギャラリー新宿で、
襖絵師、島田由子さんによる
手描きの壁紙をご覧いただけます。

詳細は改めてご案内いたしますが、
貴重な機会となりますので、
ぜひご覧になってみてください。

また、オルセー美術館所蔵、印象派展は、
2月15日まで開催されています。

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編集後記

まもなく、12月から続いていた
工事が終了する予定で、
最後の仕上がりまで
現場に通う機会が増えそうです。

無事お引き渡しができたら、
今度は、国立新美術館での
テート美術館展を
楽しみにしています。

寒い季節、皆さまは
どのような場所で
過ごす時間がお好きでしょうか?

ご自宅が好き、という方も
多いと思いますが、
インテリアが素敵なら
なおさらですね。

風邪など召されませんよう、
どうぞご自愛ください。

今号も最後までご覧いただき、
ありがとうございました。

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飯沼朋子(建築士・インテリアデザイナー)
機能重視で美しく! ご新築、リノベーション、リフォーム、インテリアコーディネート等、住まいづくりにに役立つコンテンツを書いています。