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インテリアも素敵なオススメ映画|カズオ・イシグロ『日の名残り』

こんにちは。 デコール東京・飯沼でございます。

カズオ・イシグロの新刊を購入、読むのを楽しみにしています。


(アマゾンにリンク貼ってあります。)

 

カズオ・イシグロの本はどれも読んでいるのですが、このブログでオススメしたいのは、『日の名残り』。

英国最高の文学賞である、ブッカー賞を受賞しています。

主人公スティーブンスは、バトラー(執事)として1950年代まで英国の名門のダーリントン卿のもとで働き、ダーリントン卿の死後はそのお屋敷を買い取ったルイス卿のもとで働きました。

そのスティーブンスの目を通して書かれた物語。

バトラーとは、使用人のトップの存在で、プライドを持ったプロフェッショナルな言動など、バトラーというものがどういう存在だったかがよくわかります。

ほかの貴族に仕えていた使用人が来たときなど、こういう場合はどうしてるか、などと情報交換するシーンも印象的でした。

プロフェッショナルに徹するあまり、女中頭ケントンとの淡い恋も封印、晩年に彼女を訪ねてもなお、スティーブンスらしい行動でなんとも切なく、そして共感できます。

この作品は、映画にもなっています。

スティーブンスの心の機微など「味わい深さ」は小説にはかないませんが、アンソニーホプキンズはさすが。

そして、映画は、ダーリントン卿のお屋敷の様子が見られるのが嬉しいです。

豪華なお屋敷のインテリアを楽しんでいただくことができるので、よかったら是非。

また、ヒューグラントが青年役で出ているのが嬉しいのです。

最後に見たのは、『パディントン2』でおじいさん役でしたから!

アマゾンで見たら、オーディオブックがありました。

ノーベル賞記念版です。

ということで、カズオ・イシグロ作品の新刊も、じっくり味わって読みたいと思います。

 

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飯沼朋子(建築士・インテリアデザイナー)
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