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イギリスらしいクラシックホテルが落ち着く理由 「ロジエッテハウスロンドン」

こんにちは。デコール東京・飯沼でございます。

イギリスらしいクラシックなホテルに泊まったので、ご紹介します。

丁寧なつくりの温もりが感じられる家具、麻やコットンなどのファブリックの素材などが何とも心地よいホテルでした。

アンティーク家具とそれを包みこむ空間

古いものに価値を見出す西洋では、新品の家具でも「ディストレス」といって傷をつけ、古く見せることがよくあります。

年月と共に増す「味わい」や「ぬくもり」。

こちらの家具は、本当に古いものでした。

こうした古い家具と、それがしっぽりと納まるあたたかみのある空間の心地よさを実感することができます。

(日本人は新しモノ好きですが・・・イギリスではそんな非日常を味ってみてはいかがでしょうか。)

テーブルの上には、エスプレッソメーカーと紅茶類、フルーツ、手作りクッキー、そして手書きのメッセージカードが置いてありました。

(フルーツは、ExpediaのVIP会員用サービスでした。)

リネン、コットンなどのファブリック

 

日本のファブリック(カーテン生地)はポリエステルの歴史です。

一方、イギリスらしさと言えば、コットン。コットンに花柄のプリント、など思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

予算をかける場合には、リネン、シルクがよく使われます。

こういった自然素材に囲まれていると、なんとなく落ち着きます。

カーテンはリネンで、綿をはさんで裏地をつけていて、厚みがありました。

断熱性アップのためにイギリスでは時々見る仕様ですが・・・、日本でも、オーダーカーテンであれば、できます。

ベッドのヘッドボードには、刺繍があるファブリックが張ってありました。

天蓋(てんがい)風ベッドでお姫様気分♪

夜はこのような感じです。

 

天蓋風のベッドで、ベッドに入るのが、楽しみになります。

そしていざファブリックに囲まれると、いい気分です。

すぐに寝たらもったいない、としばしお姫様気分で読書を楽しみました。

自分の品格が少し上がったような誤解をしてしまいますが、でも、インテリアってそういう力があるということですね。

ちなみに、こちらの天井高は日本と同じくらいです。

水周りはこのような感じでした。

モダンミックスなホテルのバーのインテリア

フロントに隣接するホテルのバーは、色あいや椅子の形、張ってある生地などがトレンディで、とても現代のロンドンっぽい内装でした。

聞けば、数年前に改装したとのこと。

 

こちらは、ワインもお料理も美味しくて、きっとまた泊まることがあるなーと思ったホテルでした。

●Roseate House London

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飯沼朋子(建築士・インテリアデザイナー)
機能重視で美しく! ご新築、リノベーション、リフォーム、インテリアコーディネート等、住まいづくりにに役立つコンテンツを書いています。