こんにちは。デコール東京・飯沼でございます。
上の画像は、青山にある家具ショップ、ドレクセルヘリテイジ青山にアートをコーディネートさせていただいた事例です。
アートは、インテリアの完成度を上げ、住まい手の好みをスマートに映し出します。
もし、壁がガラーンと空いていたら、是非、アートを飾ってみてください。
アートを飾りたい、でもどこで何を買っていいかわからない、アートの価格が適正なのかも不安・・・、という方のために、アートを購入するノウハウをお伝えします。
アートのサイズと価格
アートのサイズは、 通常「号」という単位で表示されます。
0号、1号、2号・・・と数字が大きくなるにつれ、サイズも大きくなります。
作家により、「号単価」の目安があります。
美大を出たばかりの新人は「1号1万円から」とも言われており、1号とは長辺が22㎝です(短辺はいくつか種類があります)。
ソファの背面にぴったりの40号(長辺が1000mm)くらいだと、40万円となります。
経験年数や受賞歴などにより号単価が上がっていきます。
とはいえ、マーケット感覚がある方は、ベテランであっても、40号を40万くらいで売っている方も多いです。
大きさが大きくなれば、号単価が下がる・・・ということもありますが、アートが売れにくい日本において、40万円くらいなら買ってもらえるだろう、というのが一般的な認識となっているのかもしれません。
もちろん、マーケットで評価されている作家や、海外で評価された方の号単価はとグンと上がります。
アートギャラリーでアートを買う
「号単価」がわかると、アート価格の正当性のようなものがわかるようになります。
ギャラリーでは、「S30号」とか「F40号」のように号数表示がしてあります。
アルファベットにより短辺の長さがわかりますが、数字が号です。
価格を号で割ってみれば号単価がわかり、無名の作家であっても、あーこんなもんなんだな、と思えるのではないでしょうか。
銀座のアートギャラリーは敷居が高いかもしれませんが、ご興味があれば臆せず是非覗覗いてみてください。
アートは、出会いです。
お気に入りのアートをご自宅やオフィスで楽しみ、子供や孫が受け継ぎ、気がつけばアートの価格が上がっていた・・・なんというロマンも期待できます。
空間演出にお薦めのアートギャラリー3選
「空間演出のためのアート」を意識して作品をキュレーションしているギャラリーもあり、一般的にはより好みのアートを探しやすいと思います。
このようなギャラリーは、「部屋のインテリアに合うアートを選んでほしい」「こんなアートが欲しい」という要望にも応えてくれます。
展示品以外にも作品を持っていますから、相談してみるといいでしょう。
インテリアデザイナーからアートを買うのもお薦め!
一方、「実際の部屋を見てアートを選んでほしい」「アートとインテリアコーディネートをして欲しい」というご要望も多いかと思います。
そのような場合は、アート提案を得意とするインテリアデザイナーやインテリアコーディネーターがお薦めです。
上述のギャラリーは、プロ御用達のギャラリーでもあります。
また、インテリアデザイナーやインテリアコーディネーターに依頼すると、たくさんのギャラリーやショップから、お客様のお部屋に合い、お客様が好きそうだな、と思うアートを探してくれます。
本物のアート以外でも、ジクレーやリトグラフ、あるいはポスターなど、ご要望とご予算も考慮して提案してくれるでしょう。
もちろん私も、アート提案を得意としています。
アートのみ、またはアートと壁紙、アートと家具、アートとカーテン、アートと部屋全体など様々なご相談を承ります。
日本のインテリアは壁が貧弱です。
壁面を整えると、ぐっとインテリアの格が上がります。
リフォームやご新築の場合は、壁の量や位置、窓の位置などからデザインし、内装材と家具、カーテン、アートなどの装飾品を含めたご提案をしています。