英国王室のインテリア
こんにちは。 デコール東京・飯沼でございます。
9月も後半となり、いよいよ秋がはじまりますね。
先日は英国の象徴であったエリザベス女王がお亡くなりになり、国葬が控えています。
英国のみならず世界的に悲しみが広がり、王室にも注目が集まっています。
そこで今号は、エリザベス女王のご冥福をお祈りしつつ、「英国王室のインテリア」というテーマでお届けしたいと思います。
なお、この記事は、月2回のメルマガ「デコール通信」を編集したものです。
ロンドンのインテリアシーン
ロンドンのインテリアシーンは、尖ったもの、先進的なもの、アート的なものであふれています。
しかし伝統を大切にし、その上に新しさを重ねているのが特徴的です。
その伝統は、歴代の国王や女王が牽引し、積み重ねてきたものです。
「クイーンアン様式」「ビクトリア様式」など女王の名前がついた様式もあり、特に女王たちは、その時代の建築、インテリア様式を今に伝えています。
クイーンアン様式とは、フランスの「ロココ様式」をイギリスらしく発展させたもの、
そしてビクトリア様式は、産業革命後のイギリス黄金期でもあり、この時代に建てられた贅沢な建物群は今でもとても人気です。
マナーハウスと呼ばれるお屋敷だったり、そのお屋敷を所有する上流階級の人たちのロンドンの家だったり、当時拡大した富裕層の家だったり。
ロンドンのタウンハウスは、面積が取れない分、高さがあり、天井高も高く、優雅なモールディング(装飾材)などを見ることができます。
その恵まれた器を最大限に活かしながら、インテリアデザイナーたちは、新旧混ざった深みのあるインテリアを生み出していくのです。
今はこうしてインテリアデザイナーが活躍する時代ですから、エリザベス女王の名前がついたインテリア様式は生まれないかもしれません。
でもエリザベス女王は、バッキンガム宮殿を観光できるようにしてくれました。
バッキンガム宮殿を不在にしている夏の間、宮殿の中に入ることができ、大変人気の観光スポットになっているのです。
皆さんも夏にロンドンに行かれる機会があったら、ぜひ行ってみてください。
そんな機会がなくても、最近はSNSから王室の様子を伺い知ることができます。
インスタの @theroyalfamily が英国王室のアカウントです。
また、Netflixで人気の「ザ・クラウン」(The Crown)は、エリザベス女王の治世を描いた人気ドラマです。
ドラマのセットではありますが、王室インテリアの雰囲気も楽しむことができます。
それにしても、英国王室は開かれていますね。
改めてエリザベス女王のご冥福をお祈りいたします。
デコール東京よりお知らせ
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編集後記
今月になって、大変遅ればせながらインスタを始めました。
エリザベス女王の訃報もインスタで知りました。
フォローしているイギリスのデザイナーがエリザベス女王の画像を次々アップロードしていたのです。
まだ勝手わからず、未熟なアカウントですが、よかったらフォローをお願いいたします。
私、飯沼朋子(デコール東京)のアカウントです。
@iinumatomoko
英国流インテリアデザイン塾のアカウントです。
@bista.jp
当面、同じような画像が並びますが、そのうち、変えていきたいと思っています。
よろしくお願いいたします。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。