英国流の極意

こんにちは。 デコール東京・飯沼でございます。
3月後半のデコール通信をお届けいたします。
ここのところ、セミナーやイベントが続きました。
私の企画や話す内容は、
部分的であっても、
「英国流」を入れることが多いです。
英国流とは、
英国スタイルのインテリア
(例えば、重厚なアンティーク家具のある部屋)
のことではありません。
居心地のいい空間を創る極意のようなもので
皆さんにとって
インテリアを素敵にできるヒントが多いと
考えています。
この「英国流」に関連して、
今月は本も発売になりますし、
美スタ春講座も募集開始になります。
最後までご覧いただけたら嬉しいです。
英国流の極意
英国流の特徴を3つ挙げてみます。
1.長期的視点
イギリスは古い建物が多いので、
その歴史的価値を大切にしながら、
インテリアを現代的に改装しています。
そして、住み始めてからも、
少しずつ手を入れながら、
時間をかけて
インテリアを育てていきます。
そのプロセスこそが
ライフスタイルそのものです。
日本人は新築の時だけ頑張り、
住み始めてからは
興味関心が薄れ、
部屋が乱れていく人が
多いようです。
長期的視点を持った方が
最初の心理的ハードルも下がり、
経済的なメリットもあります。
少しずつ暮らしやすくなったり
居心地が良くなったりと
楽しみも続くと思いませんか?
2.機能美とフォーマル感
家がフォーマルである必要はありませんが、
いい言葉が思い浮かばず、
フォーマル感としてみました。
何が言いたいかというと、
日本のものは、
機能にこだわりすぎていて、
美しさへの配慮が足りないと
いつも感じています。
先日もリノベ用に
洗面室の5面鏡を探していたのですが、
あるメーカーのものは、
5面のサイズがバラバラ。
使い勝手を考えてのことですが、
正面から見て美しくありません。
見た目にもっとこだわった方が
日々気持ちよく
結果として整理整頓に
意識が向かうのではないでしょうか?
3.持続可能性
イギリスでは古いものを大切にし、
何度もオーナーを変えながら
家具などが流通されています。
小さな街にもリサイクルショップがあって、
オンリーワンの面白い家具調度品を
探すことができます。
建材も古いので、
古い家具との相性もいいのですね。
日本にもメルカリなどがありますが、
やはり現物を見て買いたいもの。
ライフスタイルに合わなくなった家具を売って
新しい家具を迎え入れる・・・
そんなお店がもっと増えないかなぁと
いつも思っています。
せめて、家具を塗装しなおしたり、
椅子を張り替えたりして、
リフレッシュしながら
長く使えるようにするのは
いかがでしょう?
ご自分の住まいへの愛着が
深まりますね。
以上3点あげてみましたが、
他にも色々あります。
まもなく発売の
『イギリス人の部屋はなぜ物が多くても素敵なのか』
にも書きましたので、
ぜひお手にとってみてください。
アマゾン
https://amzn.asia/d/7S6u27e
※出版社より、賑やかなイラストが入りました!
楽天
https://books.rakuten.co.jp/rb/18146689/
また、英国流メソッドで
インテリアを体系的に学べる、
美空間スタリスト講座(Aコース)
春講座募集開始です。
下記のお知らせよりご覧ください。
デコール東京よりお知らせ
◎美空間スタリスト講座(Aコース) 募集開始
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◎インテリアデザイン、ご相談承ります
ご新築のインテリアデザイン、
リノベーション
プチリフォーム
ご相談承ります。
編集後記
先日、美スタソサエティのメンバーで、
1泊2日の関西旅行に行ってきました。
メンバーのお家訪問をしたり、
メンバーが手がけたエアビーに止まったり、
ものづくりの現場を見たり。
今回は紙面を割けませんでしたが、
日本のものづくりの歴史やこだわりには
感動しました。
賑やかで楽しく、
学びの多いひとときとなりました。
美スタソサエティは、
講座修了生はどなたでも入会できるので、
ご希望の方はお問い合わせくださいね。
それではまた。
今号も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
季節の変わり目、
お風邪など召しませんようにお過ごしください。
※この記事は、月2回のメルマガ「デコール通信」を編集したものです。
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