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バスルームの日英比較。理想的なバスルームとは?

こんにちは。 デコール東京・飯沼でございます。

先日、美スタソサエティ(講座終了生の会)の会合で、リノベーションを終えたメンバーの二人が、バスルームの話をしてくれました。

そんなこともあり、本日はバスルームの日英比較というテーマでお届けしたいと思います。

日英では全くつくり方や考え方が違う、バスルーム。

それぞれに良いところがありますが・・・。

バスルームの日英比較。理想的なバスルームとは?

バスルーム(バス・洗面・トイレ)は、国によってつくり方が大きく異なります。

極端な例では、絨毯の上に猫足のバスタブ・・・などあって、日本人からすると「どうやって入浴するのかしら」と戸惑ってしまいます。

バスルームに絵を飾っている人もいて、まるで居室のよう。

イギリスはバスルームも「美しく設える」という意識が強く、中には、居室以上に(?)はりきってデザインする人もいます。

美スタソサエティのイギリスメンバーのYさんも、バスタブ、洗面台、ミラー、ウォールランプ、タイル、トイレ、金物などをそれぞれ買ってきて、とても素敵なバスルームを完成させました。

そう、自分で材料を買って工事だけ依頼する、ということも普通なのだそうです。

一般の人にはなかなかハードルが高いのでは?と思いますが、だからこそ張り切ってデザインを考える人も多いのでしょう。

一方、東京メンバーYさんが完成させた洗面化粧台もとても素敵でした。

日本人は、やはりお風呂とトイレは独立してほしいと思う人が多いもの。

ユニットバスはおしゃれ度には欠けるものの、魔法瓶のようなバスタブ、追い焚き、浴室乾燥などがついていてとても機能的で優秀です。

一方、洗面脱衣室は、面積や収納が十分ではないことが多く、散らかりがちです。

また、来客が手を洗う場合には、最も生活感の出やすい洗濯機がある場所にご案内しないといけません。

そこで上述のYさんは、手を洗う場所を廊下側に向け、脱衣室に入ることなく、スマートに手を洗えるようにしました。

コロナ禍になり、玄関の近くに手を洗う場所を設ける人も増えてきましたが、「美しい場を作る」意味でも良い傾向です。

「美しい場を作る」という意味では、

・洗濯機を洗面脱衣室に置かず、近くの別の場に設ける
・洗面脱衣室に洗濯機がある場合は目立たないようにする

など検討したいところです。

収納含め、使いやすくインテリアも素敵にするにはどうしたらいいのか、ぜひご新築やリノベーションの際には考えてみてください。

ちなみに冒頭でお話ししたような、絨毯に猫足のバスタブの場合ですが・・・

バブルバスで泡がブクブクしているところに入り、しばらくしたらそのまま出ます。

石鹸を流す必要のないタイプのものを使っているのです。

バスタブとは別にシャワールームを設けることも一般的で、普段はシャワーで済ませている方も多いようです。

色々違いますね!

デコール東京よりお知らせ

◎美スタビズ、入塾募集中です。

2月のテーマは、バストイレです。

どんなメーカーがあるの?
どのようにクライアントにご案内するの?
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他ではなかなか学べない、実践的な内容になっています。
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◎バスルームのリフォーム等、ご相談承ります。

バス、洗面、トイレ。
きちんと計画することで快適性がグンと高まります。
もちろんインテリア性も考えてご提案いたします。

編集後記

このブログはメルマガを編集しているものですが、メルマガに返信くださる方がいらっしゃって嬉しく思います。

先日は、フォトブックを郵送くださった方がいらっしゃいました。

インテリアやテーブルコーディネート、お庭の写真など、とても素敵な写真集でした。

お会いしたことはないのですが、その後もメールのやり取りを通じて親しくなりました。

一方通行的になりがちなメルマガですが、こうしてコミュニケーションできることを嬉しく思います。

それではまた次回お目にかかります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

※この記事は、月2回のメルマガ「デコール通信」を編集したものです。

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飯沼朋子(建築士・インテリアデザイナー)
機能重視で美しく! ご新築、リノベーション、リフォーム、インテリアコーディネート等、住まいづくりにに役立つコンテンツを書いています。