タワーマンションの暑さ対策|遮熱商品はダブル使いがオススメ!
こんにちは^^ デコール東京・飯沼でございます。
画像は、港区の某タワーマンション、17階からの眺め。
タワーマンションは豪華な共有部分と見晴らしの良さが魅力ですが、夏の暑さ対策がしばしば話題になります。
最近は遮熱機能のあるガラスもありますが、お客様宅はそうではなかったので、先行して、急ぎガラスフィルムと遮熱スクリーンを取り付けることにしました。
ガラスフィルムは、紫外線カット効果もあり、またガラス飛散防止で安全性も高まります。
タワーマンションにカーテンは要らない?
お客様宅は、東南に広がる大きな窓が魅力。
東に浜離宮を見下ろし、そして西側には東京タワーも見える、抜群の眺望です。
カーテンは必要なく、夜も夜景を楽しむ生活となることでしょう。
が!!
真夏の暑さ対策だけはしなくてはなりません。
東南に広がる大きな窓。西にも北にも小さな窓。
ひさしもなく、夏の暑さはそうとうになります。
眺望を楽しみながら遮熱対策をするには、ガラスフィルムが有効です。
そして遮熱のロールスクリーンを組み合わせれば、二重の対策となり、効果が増します。
遮熱、UVカット、飛散防止対策に有効なガラスフィルム
ガラスフィルムは遮熱、UVカット、そしてガラスの飛散防止機能もある優れた材料です。
東日本大震災の後、とても需要が高まりました。
遮熱に関しては、色が付いているものほどその効果が高いのですが、素敵なビューを損なうのは避けたいもの。
そこで、遮熱をしながらも、透明性の高いフィルムを採用します。
スリーエムジャパンの商品ですと、NANO80S、NANO90Sが候補。
NANO80SはNANO90Sと比較すると若干色が入っていて、遮熱性能は高くなります。
どの程度カットするかは、現場の状況によるのですが、
NANO80S:窓から入る日射を約35%軽減
NANO90S:窓から入る日射を約20%軽減
というのが一つの目安です。
別の現場でNANO80Sを採用した時、これを施工している側からスーっと涼しくなるのを感じました。
なお、ガラスフィルムは、その窓が高温になりすぎて危険な状態にならないか「熱割れ計算」をする必要があります。
専門の業者さんにお願いします。
遮熱ロールスクリーン
さらに、遮熱性能を高めるために、遮熱のロールスクリーンも併用します。
カーテンだと、昼間閉めると暗くなってしまったり、眺望が見えなくなってしまうので、白い遮熱ロールスクリーンを採用します。
これですと、上半分閉めても眺望を楽しむことができますし、軽やかな感じがタワーマンションによく合います。
また、カーテンが要らないとはいえ、気になる時には、カーテン代わりにもなります。
一般的に、遮熱商品は遮光を兼ねている商品が多く、閉めると真っ暗になってしまいます。
ですので、遮光機能のないロールスクリーンにしますが、これも若干機能が劣るので、ガラスフィルムとの相乗効果により機能をカバーします。
なお、今回は電動のロールスクリーンにします。
大きな窓ですと、開け閉めがそれなりに大変なので、ご予算が取れる場合にはリモコン一つで開閉できる電動がオススメです。
まとめ
一つの商品で遮熱をしようとすると、せっかくの景色が台無しになったり、暗くなったりするので、このように2つの商品を組み合わせるのがオススメです。
また、カーテンは必要ありませんが、意匠的にファブリックが欲しい場合には、左右のみ、または左右と上だけがある飾りカーテンにして、コストを抑えつつインテリア性を楽しむこともできます。
いずれにしても、機能と美しさを両立させるには、複数のアイテムを組み合わせることが有効です。
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