ジェンダーギャップを感じない職業
こんにちは。 デコール東京・飯沼でございます。
今回は「ジェンダーギャップを感じない職業について」というテーマでお届けいたします。
なお、この記事は、月2回のメルマガ「デコール通信」を編集したものです。
日本は、148国中116位
世界各国の男女間の平等について調べた調査結果が発表されました。
今回の日本は、148国中116位。
依然、女性にとっては厳しい結果ですが、そう簡単に変わるはずもなく、少しずつ、声をあげていくしかなさそうです。
私自身は、もう随分前のことですが、最初の就職でその格差を思い知ることになりました。
給与格差は言うまでもなく、研修の機会なども全く違います。
商社勤務だったので、海外研修に出る人も多くいました。
こうして男性は「期待されている立派な社会人」としての自覚が育っていき、女性はその逆です。
大学までは同じ教育機会が与えられるのに、その教育投資の回収率は男女で全く違うわけです。
ジェンダーギャップも強みにする
それなりに楽しく過ごせた商社勤務時代ではありましたが、そこにいては、男女差は広がる一方。
そこで私は、
・女性であることが強みになるような仕事をしたい
・年齢を重ねることが強みになるような仕事がしたい
と思うようになり、インテリア学校の夜間部に通い、キャリアチェンジをして今があります。
その選択は大正解でした。
30代の頃は早く40代になりたいと思っていましたし、女性だからという理由で悔しい思いをしたという記憶はありません。
逆に、女性でよかったーと思うことはたくさんあります。
「女性に相談したい」というお客様が多いからです。
日本の男性は家事・育児に積極的ではないため話が通じにくいことがあり、ジェンダーギャップも逆に強みになるのです。
インテリアの仕事やフリーランス的に働く選択
現在、インテリアの仕事をしたい人にそのノウハウを教える「美スタビズ」という講座を主催していますが、ジェンダーギャップの点からも、インテリアの仕事やフリーランス的に働くことはいい選択だと思います。
時代も追い風になっています。
副業もできる時代になりましたし、インテリアに興味関心がある人が増えています。
インテリアを仕事にしたい方には、ぜひ活躍していただきたいと思っています。
「美スタビズ」、受講生募集しています。
来月から、段階的に価格をあげていきますので、ぜひこの機会に。
編集後記
息子が18歳になったので、先日の参院選に一緒に行ってきました。
前日になって慌てて熱心に候補者のことを調べていて、思わず笑ってしまいました。
今回はジェンダーギャップについて書きましたが、ピンと来る政党・候補者がいない場合、女性の候補者を応援する、というのも一つの選択肢だと思っています。
フィンランドのマリン首相をメディアで見た時には本当に驚きました。
特に政治の世界でのジェンダーギャップは大きく、また、世の中穏やかでない事件も多いですが、せめて自分たちのできる範囲の中では、幸せを追求したいものですね。
皆様のご健勝をお祈りしております。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。