インテリアの配色のセオリー|講座内容のご紹介
こんにちは。 デコール東京・飯沼でございます。
昨日は、英国流インテリアデザイン塾「美空間スタイリスト養成講座」がありました。
ブログでお伝えしていませんでしたが、今期ももう7回目(全10回)が終わりました。
昨日のテーマは、「色と素材」。
画像は、安藤講師の事例から。
色には、赤、青、黄色、緑・・・と様々ありますが、画像の事例では、「赤紫」という色で統一してあることが、色のスケール(色の定規)を使ってみると、よくわかります。
クッションに使っている「茶色」でさえ、赤紫のグループの茶色なのです。
安藤講師がスケールを見ながら色を決めているわけではなく、センスが備われば、そういうことは自然にできるわけですが、
センスがまだ備わっていない方は、このスケールの力を借りて、配色を勉強すると、インテリアの色合わせがグッとしやすくなります。
配色のワークの時間では、みなさんそれぞれの色使いが素敵です。
ファッションにも使えるので、ぜひ日々役立てて、センスを磨いていただきたいと思います。
美空間スタイリスト養成講座では、よく聞く色のセオリーは使いません。
よく聞く色のセオリーとは、
・6割がベースカラー
・3割がアソートカラー
・1割がアクセントカラー
といったもの。
なぜ使わないかというと、これは、一部のインテリアにしか当てはまらないからです。
色をあまり入れたくない人も入れば、カラフルにしたい人もいる。
また、インテリアは平面ではないので、何割と言っても、計算しにくいということもあるのではないでしょうか?
そして、色と切り離せないのが、素材。
色を入れたくない人は、素材を様々にすることで、単調にならず洗練された雰囲気をつくることができます。
白で統一したい、白いソファに白いクッションにしたいなら、ツルっとしたサテンのような素材、マットな織物の素材、また、ベルベットなどを合わせるといいのです。
この、一見カラフルな施工例も、「赤紫」で統一してあります。赤紫でも様々な色があり(彩度とか明度というものが違います)、そして様々な素材が使われていますね。
加えて、インテリアの場合、色以外でも、木、ガラス、金、銀、石など様々な素材が加わり、いいリズムを創り出してくれます。
来週は、この色や素材について、もう少し理解を深め、壁紙やカーテン選びへと繋げていきます。
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