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こんなに違う、日英キッチンの考え方

こんにちは。 デコール東京・飯沼でございます。

2月1日のデコール通信をお届けします。

現在、
キッチンリフォームの仕事をしており
プロ養成講座でもキッチンがテーマです。

関連して、
「こんなに違う、日英キッチンの考え方」
というテーマでお届けしたいと思います。

こんなに違う、日英キッチンの考え方

キッチンはとにかく使い勝手が大切です。

電子レンジなどを置く家具をつくる場合には、
ワークトップより下(腰高より下)は、
引き出しにするのがオススメです。

先日、ある建築家の方が
コストを抑えるには、
引き出しをやめて
扉にした方がいい、と
言っていました。

扉をあければ
中の棚の高さを調節できるので、
使い勝手に合わせられて便利、
とのこと。

確かにコストを抑えれられるし、
棚板の高さも変えられるのですが、
使い勝手を考えると
これはオススメできません。

ここはコストをかけてでも
引き出しにするのがオススメです。

収納量が多くなりますし、
奥に小さなお皿をしまっても
簡単に取り出すことができます。

最近の引き出しのレールは優秀で、
小さな力で
それほど屈む必要もなく、
ものの出し入れができます。

ゴミ箱スペースを設けたい方も
いらっしゃいますね。

さて、イギリスの場合はどうでしょうか。

もちろん使い勝手は考えますが、
日本と違う点といえば、
対面型のキッチンよりも
壁に向かって
シンクやコンロがあるキッチンが
人気なことです。

そして、スペースがあれば、
ダイニングスペースとの間に
大きなカウンター収納を設け、
カウンタートップの上を
多目的に使います。

複数人でもお料理ができるし、
装飾の舞台にもなるし、
ゲストが来た際には
お料理を並べるスペースにもできます。

とても使い勝手がいいので、
私も可能な場合には
提案に入れています。

理想のキッチンについて
Chat GPTに聞いてみると

・機能的なデザイン
・照明の工夫
・スタイリング

と、機能だけではなく
見た目の比重が大きいことに
欧米との違いを改めて感じました。

照明は、
調理のための照明と
雰囲気づくりのための照明について

スタイリングは
アートや装飾品、
バランスの良いカラーについて

説明してくれました。

確かに、イギリスでは
キッチンにアートがあることも
一般的です。

照明も、調理用とは別に、
スタンド照明があったり、
ペンダントライトに凝ったり、
アートを照らしたりと、
様々です。

キッチンは
単なる調理場ではなく
家の中心的な場所。

居心地のいい空間になるよう
あれこれ工夫しているのですね。

皆さんのキッチンは
どのような感じですか?

たくさんお料理をする日本人は
機能優先で考えがちですが、
できる範囲で
素敵に整えていきたいものですね。

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編集後記

先日、所属団体の新年会があり
名古屋に行ってまいりました。

懇親、研修、観光を兼ねた会で
はじめて名古屋城にも行きました。

金具や美術作品が見事に復元、
特に狩野派による壁画や屏風絵が
豪華でした。

ボランティアガイドさんがいて、
私たちに合わせ、
建築・デザインの見どころを
たくさん説明してくださいました。

名古屋に行く機会がありましたら
オススメです。

それではまた。
今号もご覧いただきまして
ありがとうございました!

※この記事は、月2回のメルマガ「デコール通信」を編集したものです。

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飯沼朋子(建築士・インテリアデザイナー)
機能重視で美しく! ご新築、リノベーション、リフォーム、インテリアコーディネート等、住まいづくりにに役立つコンテンツを書いています。